おはようございます!
昨日も、羽毛リフォームのご相談で
複数組のお客様に
ご来店いただきました
その中には
羽毛診断をした結果
「残念ながら今回は羽毛リフォームではなく
買い替えのほうがよい」と
ご提案させていただいた
ケースもありました
「羽毛布団ってリフォームすれば
また使えるんじゃないの?」
そう思われる方は
多いかもしれません
もちろん
それが可能なケースも
たくさんあります
ただし
羽毛の状態によっては
リフォームしても
期待した保温力を
取り戻せない場合があるのです
今回は実際にあった
「羽毛診断の結果
羽毛布団買い替えを
ご提案した事例」について
ご紹介します
ブログ 977日連続更新中!2025年6月28日の投稿です
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
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羽毛の繊維が劣化していた場合は…
ご来店されたお客様は
「長年使ってきた羽毛布団を
リフォームして、もう一度使いたい」
というご希望でした
お布団を拝見すると
側生地はかなり傷んでおり
中の羽毛も診断してみると
繊維が潰れたり切れたりして
劣化が進んでいました
↑お預かりした羽毛布団
このような場合
足し羽毛をしても
保温力が十分に戻らないことがあるのです
さらに、補充する羽毛にも
費用がかかるため(当店だと200g以上)
コストと結果が見合うかどうか
微妙なラインとなります
こうした判断をするには
ただ羽毛を診るだけでなく
羽毛の繊維構造の知識と
製品としての羽毛布団の完成イメージの
両方を理解していなければなりません
↑新品の羽毛布団
専門的な判断ができるお店を選びましょう
「羽毛リフォーム」を謳うお店は
増えてきましたが
本当の意味で
「羽毛診断」ができるお店は
限られているのが現状です
単に古くなった布団を預かり
中身を新しい羽毛に入れ替えるだけでは
リフォームの価値は半減してしまいます
たとえば今回のように
「買い替えのほうが合理的」と
判断するには
市場に出回っている新品羽毛布団の
相場や品質を知らなければなりません
そしてお客様のご希望、予算
使用環境に合わせて
「新品を選ぶか、リフォームするか」
のご提案をするのが
プロの仕事だと考えています
私自身、長年この仕事をしてきた中で
「羽毛布団と羽毛そのものの両方に詳しいお店」は
本当に少ないと感じています
だからこそ
責任を持ってアドバイスできるよう
日々勉強を続けていすし
海外へ羽毛の産地や精毛工程を
実際見に行っています
まとめ:羽毛布団の選択に迷ったら、まずご相談ください
今回は「羽毛リフォーム」を
検討されたお客様に対して
羽毛診断の結果から
新品羽毛布団への買い替えを
ご提案した事例をご紹介しました
羽毛布団の寿命や状態は
見た目だけでは判断できません
だからこそ
「今の羽毛布団、リフォームできる?
それとも買い替えたほうがいい?」
と迷ったときは
専門の知識と経験を持つ寝具店に
相談することをおすすめします
イトウふとん店では
羽毛診断はもちろん
リフォームと新品購入のどちらにも
対応できる体制を整えています
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する