おはようございます!
ブログ 1,216日連続更新中!
2026年2月20日の投稿です
木曜日という平日にもかかわらず
納品や店頭にご来店いただいた皆さま
本当にありがとうございます
来週末は3連休ということもあり
レンタル布団のご注文もちらほら
いただきました
そんな中でも
今日お伝えしたいのは
先日のブログでご紹介した
東京西川の真綿(シルク)肌掛け布団の
仕立て直しが完成した話です
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
シルク生地の「裂け」
前回の記事でお見せした状態を
再度載せます
外側の側生地に
全体的にシルク特有の「裂け」が
発生していました
シルクは非常に繊細な
繊維であるがゆえに
長年の使用で摩擦や
乾燥の影響を受けやすく
こうした劣化は
避けがたいものです
中身の真綿(シルク)自体は
まだ十分に生きているのに
表の生地だけが先に傷んでしまう
これが真綿布団の典型的な
課題のひとつです
量販店であれば
「布団を買い替えましょう」で
終わる話ですが
本来これは「仕立て直し」で
十分に対応できるケースです
綿ニットへの変更
今回の仕立て直し
側生地を綿ニットへ
変更しました
外側の生地を
新しいものに交換した
状態がこちらです
「シルクの中身ならば、外もシルク生地で」と
思われる方も多いかもしれません
ただ、昨今の素材価格の値上がりもあり
シルク生地で仕立て直すとなると
費用がかなり高額になってしまいます
今回はお客様のご予算感や
実用性も踏まえ
側生地には綿ニットを採用しました
これは妥協ではなく
むしろ合理的な選択です
シルクはウールと同様に
調湿性に優れた素材ですが
生地そのものとしての
通気性で見ると
綿ニットのほうが
上回ることもあります
結果として
通気性と耐久性がともに向上し
さらに重量も維持しています
使い心地として
「シルクならでは」の部分は
しっかりと残しつつ
日々の扱いやすさが
ひとつ増した印象です
また、へたりが見られた部分には
真綿を100g追加補充しています
シルクは羽毛や綿わたのように
ボリュームを主眼とした
素材ではありませんので
「増やす」というよりも
「均す」という感覚での補充です
全体のバランスを整えることで
本来の薄くて軽い肌掛けとしての
機能が戻ってきました
価値あるものを、最適なかたちで
真綿布団は
打ち直しができない代わりに
仕立て直しによって蘇ります
素材の良さを知っているからこそ
安易に捨てずに手をかける
そういった判断ができるお客様と
それに応えられる専門店がいます
「うちの真綿布団、どうにかならないかな」と
お思いの方は、ぜひ一度ご相談ください
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する