おはようございます!
「羽毛布団のカバーがきちんと留まらない」
「寝ているうちに中でズレてしまう」
そんなお悩みをお持ちの方は
意外と多いものです
今回は、先月にご依頼いただいた
羽毛リフォームの事例から
カバーリングとの相性を考えた
ループの工夫についてご紹介いたします
「羽毛リフォームで生まれ変わった布団」
だけでなく、「使いやすさ」まで
見据えた提案が特徴です
ブログ 1003日連続更新中!2025年7月23日の投稿です
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
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羽毛リフォームでふっくら復活
今回お預かりしたのは
西川産業のハウスブランド
「DAY and DAY」の羽毛布団
0.6kgの合掛けタイプで
厚みはやや控えめながら
春秋にちょうど良い使用感の一枚でした
リフォーム前の状態では
羽毛の片寄りやヘタリが見られ
「買い替えようか迷っている」
とのお声も
しかし今回は
「厚みはそのままで
質感とふくらみを取り戻したい」
というご希望から
当店で羽毛リフォームを承りました
中の羽毛は
新品の同水準の羽毛を
200g追加
結果として
新品の羽毛の比率が上がり
見た目にもふっくらとした
ボリュームが戻りました
0.6kgにしました
リフォーム前の生地を添付
「ループ数」のご相談
今回のリフォームでは
もう一つ注目すべき
ポイントがあります
それが
「カバーを留めるループの数」
を変更したことです
通常、羽毛布団のループは
四隅とそれぞれの辺の中央
合計8ヶ所付いている
モノが一般的です
ですが西川製のカバーでは
紐が10ヶ所(襟元に2ヶ所追加されている)
付いている場合がよくあります
そのため
「10ヶ所あるのに
布団側のループが足りずに
しっかり留まらない」
という状況が起こり得ます
今回のお客様も
まさにそのケースで
「せっかくリフォームするなら
最初からループを10ヶ所にしておいてほしい」
(足サイドも2箇所追加で合計12箇所)
と事前にご相談がありました
当店では
ご希望に応じて
このような細かな仕様にも
柔軟に対応しております
リフォーム後12箇所
リフォーム前8箇所
羽毛布団は「中身」だけでなく「使いやすさ」にもこだわって
羽毛リフォームは
単なる修繕ではなく
「今の暮らしに合わせて
布団を最適化する」
ための大切なプロセスです
中の羽毛を新品同様に
整えることはもちろん
カバーとの相性や
快適性まで配慮することで
毎日の眠りがぐっと心地よくなります
もし「カバーが合わなくて困っている」
「ループの数が足りないかも?」
と感じたことがある方は
羽毛布団の見直しとあわせて
ループの仕様についてもぜひご相談ください
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する