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布団の重さは中身と側生地を合わせた重さです

伊藤 大介

おはようございます!

羽毛布団や綿布団を
ご相談いただく際に
「重さ」について
ご質問をいただくことがよくあります

寝心地や使いやすさに
直結する要素ですが
その一方で
「中ワタの重さ」と
「布団全体の重さ(総重量)」を
混同されている方も少なくありません

ブログ 1,043日連続更新中!2025年9月1日の投稿です

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中ワタの充填量

まず布団の
「厚み」や「暖かさ」を
左右するのは
中ワタの素材と充填量です

羽毛布団の場合
中身の羽毛が少なければ
夏向けの薄手タイプ

多ければ冬の寒さに対応できる
ボリュームになります

また、冷暖房の整った環境で
使う場合には
「合掛(あいがけ)」と
呼ばれる中間的な充填量が適しています

一方で綿の敷布団では
使う環境や寝床の条件に応じて
打ち直しの際に重さを調整します

ベッドの上に重ねて
使うなら軽めに

床に1枚で敷くなら
しっかりと7kg前後入れるなど

充填量を目方(kg)で
決めていくのが基本です

この段階で示される
「重さ」は
あくまで中ワタそのものの
重量を意味しています

側生地の存在

しかし実際に
布団を持ち上げたり
押し入れに収納したりするときに
感じるのは中ワタだけでなく
「布団全体の重さ」です

つまり、布団には
側生地の重量も加わっており
それが総重量に影響を与えます

例えば、綿の敷布団で
中身の綿を6kgに設定した場合でも
側生地だけで約500gほどありますので
実際の総重量は6.5kgになります

羽毛布団ではさらに顕著で
掛布団は面積が大きくなるうえ
側生地のバリエーションが豊富です

一般的な生地であれば1kg前後ですが
こだわりの軽量生地を選べば
体にかかる重さをさらに
軽減することができます

専門店だからできる「リアルな数値」

布団の選び方で
「重さ」を正しく理解しておくことは
日々の使いやすさや
快適な睡眠に直結します

中ワタの充填量は暖かさを
決める基準ですが
実際に持ったときに
感じるのは総重量です

その差を理解せずに選ぶと
「思ったより重い」「収納が大変」
といった不満につながることもあります

イトウふとん店では
羽毛布団の商品において
中ワタの充填量だけでなく
側生地の重量まで表記しています

これは専門店ならではの
細やかな情報提供であり
お客様が納得して選べるよう
にとの思いからです

重さに敏感な方や
使うシーンに合わせた
最適な布団をお探しの方は
ぜひ一度ご相談ください

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する