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敷布団選びは“密度”が決め手 ─ イトウふとん店が扱わない素材

伊藤 大介

おはようございます!

昨日、当店に
ファイバー系マットレスを
ご使用中のお客様が
「そろそろ買い替えたい」と
ご来店されました

数年使ったところ
当初の弾力が失われてしまい
体をしっかり支えきれなくなった
とのことでした

最終的に、そのお客様には
高反発ウレタンを使った
「ムアツふとん」を
お選びいただきました

今日は、その背景にある
「密度」という視点から
敷布団やマットレスの
耐久性についてお話したいと思います

ぶっちゃけ床を
めちゃくちゃ感じます
というか感触はほぼ床です

ブログ 1,053日連続更新中!2025年9月11日の投稿です

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素材ごとに違う「密度」

今回の密度という
切り口でわかりやすく
グループを分けてみます

片方を
従来の金属スプリングやファイバー系(エアウ◯ーヴやブレ◯エアー)
もう片方は
ウレタンやラテックス

これら2つのグループの
大きな違いのひとつが
「密度」です

ウレタンやラテックスは
スポンジ状の連続した構造で
素材そのものにしっかりとした
質量があります

一方、金属スプリングは
コイルと空間で支える仕組み
ファイバー系も樹脂繊維を
立体的に絡ませて支える仕組み

つまり後者(スプリング&ファイバー)
同じ体積で比較したときの
「原料の量」が圧倒的に少なく
密度が低いという特徴を持ちます

密度と耐久性の関係

では密度が低いと
何が起こるのでしょうか
答えは「耐久性」に直結します

素材の量が少ないということは
一本一本の繊維や金属にかかる
負担が大きくなり

長期使用で折れたり
潰れたりしやすいのです

これがスプリングマットレスの
「へたり」や
ファイバー系の「弾力低下」として現れます

逆に、ウレタンやラテックスは
素材の密度が高いため
長い年月を経ても復元力を維持しやすく
結果的に耐久性が高いといえます

密度は「どれだけ長く快適に使えるか」を
左右する重要な要素なのです

※今回は話を簡略化するために
2つのグループを対立させましたが
もちろん製品個別で大きな違いはあります
安いスカスカのウレタンも存在しますし
しっかりとしたポケットコイルの
マットレスも存在します

イトウふとん店の選択

イトウふとん店では
この「密度」という視点を
重視しています

そのため、構造的に密度が低く
耐久性に課題があると考える
金属スプリングマットレスや
ファイバー系マットレスは
取り扱っておりません

ウレタンやラテックスを
おすすめしています

昨日のお客様も
寝て体験していただいているので
言葉で説明するより
密度が高く、体をしっかり支える
「ムアツふとん」に納得され
ご購入いただきました

私たちが常に大切にしているのは
一時的な寝心地や
巧みな広告宣伝で得た知名度だけでなく
「その人に合って快適に眠れるか」
という視点です
密度を重視することは
結局のところお客様の健康と暮らしに
直結しているのです

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する