おはようございます!
ブログ 1,081日連続更新中!
2025年10月9日の投稿です
当たり前の話ですが
毎日のように
「布団のこと」を考えています
とくにこの季節は
打ち直しや仕立て替えの
ご依頼が重なる時期でもあります
ふっくらと仕上がった
木綿わたや羽毛リフォームに
ムートンのクリーニング
繊維の状況や
製品に仕上がった状態
全く同じことにならないのが
飽きないところかもしれません
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
北区のお客様のやさしさ
そんな昨日は
綿わたのご相談一色
まず朝イチで名古屋市北区まで
打ち直しのお布団を
引き取りに伺いました
お家をリフォームされるとのことで
掛布団と敷布団あわせて合計16枚
という大口のご依頼
中には肌布団や幅の細い敷布団もあり
専用カバーのご相談もいただきました
驚いたのは、お伺いした際のこと
ほとんどのお布団の生地を
お客様がすでに剥いでくださっていたのです
通常はそのままお預かりして
こちらで作業しますが
今回はほとんど綿だけの状態
特にお願いしていたわけでもないのに
ここまでご準備くださるとは
思ってもいませんでした
お客様のその気遣いに
心から感謝です
生地を剥ぐ作業は
想像以上に手間がかかります
縫い目をほどきながら
中の綿を取り出す
まぁ、その間に触りながら
綿(コットン)の状態を
確認できるんですが
仕立て前の段取り
帰って次の仕立ての
段取りに取りかかります
事前に綿わたの打ち直しはもちろん
生地の裁断や
ネームタグなど
細かな部材の準備も
欠かせません
敷布団のご要望によっては
ウレタンを組み合わせることもあります
一枚の布団が仕上がるまでには
数多くの工程があります
どれも見えないところですが
この“段取り”を丁寧に整えることで
仕上がりの美しさや
寝心地の差が大きく変わります
在庫のコントロールにも
神経を使います
反物単位で生地が減っていくので
次のご注文に備えた素材の確保も重要です
気軽に頼める関係でありたい
もちろん
今回のように生地を
剥いでいただく必要はありません
押入れからの取り出しや
2階からの運び出しなども
大変でしたらお手伝いします
「古い布団をどうしたらいいか分からない」
「綿が使えるか見てほしい」など
気軽にご相談ください
布団の打ち直しは
職人の技術だけでなく
お客様との信頼関係で
成り立つ仕事です
無理をせず
安心してお任せいただける
環境をつくることも
私たちの仕事だと思います
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する