おはようございます!
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2025年10月23日の投稿です
愛知県は雨模様で
またまた気温が
下がってきています
昨日も平日の中
羽毛布団が売れたり
「打ち直し」のご相談を
いただいたりと
お布団にまつわる
ご相談が続いています
そんな中で
少し気になる
「綿わた布団の打ち直し」
案件がありました
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
確認すべきは“綿の状態”
打ち直しのご相談で
よくあるのが
「家に使っていない
お布団がたくさんあるので
打ち直しして使いたい」
というお声です
しかし、まず最初の関門は
「その綿が再生できるかどうか」
です
長年押し入れに
しまわれていた綿わた布団は
湿気や経年によって
繊維が固くなっている
場合があります
そうした綿は
打ち直ししても
元の弾力を取り戻しにくいため
布団の種類によっては
向かないこともあります
打ち直しの前には
専門店で実際に
中わたの状態を
確認することがとても大切です
綿の適性は“使い道”で変わる
次に大切なのが
「作りたいものに綿が
適しているか」
という点です
昨日のご相談では
「敷布団1枚と
掛布団2枚を
持ってきたので
敷布団を2枚作りたい」
とのことでした
一見すると効率的に
思えますが
実はここに落とし穴が
あります
掛布団は多くの場合
木綿とポリエステルを
半分ずつ混ぜた“ミックスわた”
が使われています
これは軽くてふんわりとした
掛け心地を出すための工夫ですが
敷布団にすると
早く潰れてしまう弱点があります
つまり、綿の種類によって
「ふさわしい用途」
が異なるのです
再生の価値
今回お持ち込みいただいた
掛布団を開いてみると
思いのほか古い年代のものでした
中わたを確認すると
ポリエステル混ではなく
しっかりした木綿100%。
このタイプの綿は
むしろ敷布団にぴったりです
木綿は体重をしっかり支え
弾力と吸湿性に優れているため
仕立て直しをすれば
新品のような寝心地を
取り戻すことができます
打ち直し、仕立て直しは
単に「再利用」ではなく
「素材の個性を見極めて再生する」
ことなのです
「押し入れにある
古いお布団、使えるかな?」
と迷われた時は
まずはお気軽にご相談ください
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する