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半纏(はんてん)あります!

伊藤 大介

おはようございます!
ブログ 1,102日連続更新中!
2025年10月31日の投稿です

本日で10月も最終日
今月に入ってから
急に気温が下がり

中旬以降は
羽毛布団や冬物寝具の
ご相談が連日のように
続いています

本当に多くのご用命をいただき
心より感謝申し上げます

普段、私自身は時間が空けば
YouTubeでビジネスや経済系の番組を
よく視聴しているのですが

そうした客観的な視点から見ると
私たちの寝具店という事業は
非常に「特殊性が高い」
と感じます

最近は「打ち直し」や
「羽毛リフォーム」「ムートンメンテナンス」など
量販店では難しい専門的な分野を
中心にご紹介してきました

そんな中、「これ、どこにあるの?」
と思わず声が出そうな
アイテムを昨日仕入れました

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日本のルームウェア半纏

「半纏」と聞くと
昔話の登場人物が着ているような
どこか懐かしいイメージを
思い浮かべる方も多いでしょう

確かに、港区のタワーマンションで
綿布団を使っている方が
少ないように
現代の都会生活では
半纏も見かける機会が減りました

しかし、地方のご家庭や
寒さの厳しい地域では
「こたつ」と「はんてん」は
今も冬の定番です

肩から腕、腰までしっかりと
包み込む構造は
暖房効率が良く
エアコンの乾燥が苦手な方にも最適
まさに“動ける布団”のような存在

半纏は単なるレトロアイテムではなく
日本の気候と生活様式に
合ったルームウェアです

量販店とは違う

イオンやしまむらなどでも
見た目の似た商品は並びますが
素材に目を向けると
大きな違いがあります

市販品はポリエステルわたを
使用しており
軽くて安価ではあるものの
保温力などに差が出ます

イトウふとん店で取り扱う半纏は
中綿に綿(わた)を7割使用

この「綿わた(コットン)」こそ
じんわりとした保温性と通気性を
両立する秘密です

着て数分もすれば
体温がやさしく反映され
まるで自分の熱で包まれているような感覚

見た目は似ていても
中身はまったく別物

座布団もそうです
量販店のものは座布団風のクッションです
(中身はポリエステルなので)

「知らない」からこそ、伝えていく

日々お客様とお話ししていて
感じるのは
多くの方が「知らないだけ」
だということ

ポリエステルが
悪いわけではありませんが
天然素材のもつ風合いや吸湿性
持続するあたたかさを体感すると
皆さん驚かれます

だからこそ私たちは
専門店として
“正しい選び方”を
伝えていかなければなりません

半纏も
素材を知り、丁寧に仕立てることで
現代の生活にも十分に馴染む
実用的なルームウェアです
(もう何周かしてレトロな見た目も可愛い)

寒さが深まるこれからの季節
本物の綿わた半纏をぜひ!

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する