おはようございます!
羽毛布団と一口にいっても
冬掛け・合掛け・肌掛けと
厚みの異なる種類があり
ライフスタイルや
季節に合わせて
選ぶことが大切です
中でも「デュエットタイプ」
と呼ばれる
2枚使いの羽毛布団は
合掛布団と肌布団を
ボタンでつなぎ合わせ
真冬には1枚として使える
便利な構造になっています
しかし
生活環境や使う人の変化により
「もう少しシンプルに使いたい」
「1枚にまとめたい」と
感じる方も少なくありません
今回は
ベッドで有名な
シモンズ(SIMMONS)の羽毛布団を
羽毛リフォームによって
2枚から1枚へとリフォームした
事例をご紹介します
ブログ 1,046日連続更新中!2025年9月4日の投稿です
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
デュエットタイプの特徴
羽毛布団は大きく分けて
3タイプに分類されます
しっかり暖かい「冬掛け」
軽く涼しい「肌掛け」
そしてその中間に位置する
「合掛け」です
今回ご相談いただいたのは
「デュエットタイプ」で
合掛けと肌掛けをセットにし
ボタンで連結して使います
タグを拝見すると
ポーランド産グースを使用した
高品質な羽毛布団でした
リフォームのプロセス
リフォームにあたっては
まず羽毛診断
中身の羽毛の質や
ダメージ具合を確認します
今回は合掛け0.9kgと
肌掛け0.3kgの
合計1.2kgでした
リフォーム工程で
羽毛を洗浄・乾燥すると
約20%が減量します
つまり、1.2kg×0.8=0.96kgに減り
そのままでは厚みが足りません
そこで、新たに
200g強の羽毛を補充し
最終的に1.2kgの
ボリュームに仕上げます
この「減り具合」は一律ではなく
羽毛の質や
ダメージの具合によって
様々です
リフォームは単なる仕立て直しではなく
羽毛そのものを甦らせながら
最適な状態に調整する工程なのです
ライフスタイルに合わせて
羽毛リフォームの良さは
使う人のライフスタイルに
合わせて自由に
形や厚みを変えられる
点にあります
今回の布団も
「ダブルサイズにしようか」
という案も出ましたが
最終的には高校生のお孫さんが
使うことになり
シングルサイズに
2枚使いで少し複雑だった布団が
すっきり1枚の冬用羽毛布団へ
家族の中で布団が受け継がれ
新しい形で役立つというのは
羽毛リフォームならではの
魅力といえるでしょう
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
-
伊藤 大介
-
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する