おはようございます!
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2025年11月9日の投稿です
昨日の土曜日は
ご来店のお客様が多く
仕上がったお布団を配達したり
お引き取りに来ていただいたりと
慌ただしい一日でした
そんな中
尾張旭市から座布団を
お求めにご来店くださった
お客様がいらっしゃいました
綿布団の「打ち直し」や「座布団の仕立て」
といった作業は
手間がかかる反面
布団屋でしかできない仕事です
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
布団屋にしかできない「手仕事」
綿布団というのは
基本的にすべてが
「手作り」です
側生地を裁断し、縫製し
木綿わたを製綿して
仕立て上げる
さらに仕上がった布団を
お届けしたり
お客様が取りに来られたりと
ひとつの布団が出来上がるまでに
多くの工程が関わります
このような手間を
惜しまずに行うことこそが
専門店の存在意義と言えるでしょう
大手量販店のように
効率を重視する業態では
この「打ち直し」はほとんど扱いません
なぜなら、時間と技術
そして判断力が
求められるからです
特に、わたの診断
つまり「この綿は再利用できるかどうか」
という見極めは
経験に裏づけられた感覚が必要
“ここにしかない”布団屋の価値
綿わたの打ち直しや
羽毛リフォーム、ムートンメンテナンス
どれも布団屋でしか対応できない仕事
もう少し範囲を広げれば
「敷布団(マットレス)選び」や
「羽毛布団選び」も同様
実際、専門店と量販店では
おすすめする商品が
まったく異なります
素材の質感、寝心地
季節ごとの使い分け方など
ひとつひとつに理由があり
そこに“選ぶ力”が生まれるのです
綿布団を例にとっても
製造の背景や地域の気候
使い方によって最適な仕様は変わります
だからこそ、専門店では
お客様とじっくり対話を重ね
「その人に合った一枚」を
ご提案できるのです
非効率の中にある
現代は「便利」や「効率」が
重視される時代です
しかし、だからこそ
“ややこしいこと”を
丁寧に続けていくことに
意義があります
どこにでもある商品であれば
価格や立地、駐車場の広さで
選ばれるでしょう
ですが、私たちは
「ここでしか作れない」
「ここにしかない」布団を
お届けしたいと考えています
それは単なる物づくりではなく
「暮らしを支える仕事」
でもあります
お客様の生活の中で
長く使われる布団だからこそ
健康に関与する布団だからこそ
手間を惜しみません
効率化の波に逆らってでも
丁寧な仕事を続けていく
それが、昔ながらの布団屋のスタンスです
それでは、おやすみなさい!
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プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する