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打ち直した綿で座布団の中身を作ります

伊藤 大介

おはようございます!
ブログ 1,112日連続更新中!
2025年11月11日の投稿です

イトウふとん店では
羽毛布団やマットレスが
主流となった現代でも
「綿わた」や「打ち直し」
といった言葉が日常的に
交わされます

特に、座布団や長座布団などの
ご相談が多く
昔の加工工場時代の
名残もあって
今でも綿布団のご注文を
数多くいただいています

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昔ながらの布団文化が今も

イトウふとん店では
一般的な寝具販売店と比べても
「綿布団」や「打ち直し」の
ご相談が圧倒的に
多いのが特徴です

実は当店はかつて
「綿布団専門の加工工場」として
全国のふとん屋さんへ製品を
発送していた時代がありました

当時は座布団の中身を
20枚単位で製造し
40枚・100枚といった数を
日々発送していたほど

時代の流れとともに
座布団の需要は減少しましたが
「昔ながらの布団」は
単なる懐かしさではなく

現代の暮らしにも
確かな快適性と温もりを
もたらします

天然の綿わたは
通気性・保温性・弾力に優れ
長く使っても打ち直しによって
再生できる

この循環が
今改めて見直されている理由です

座布団の中身だけ

今回のご依頼は
「座布団の中身だけを作ってほしい」
というものでした

通常、座布団の注文では
生地を選んでいただきます

店頭には多様な柄の生地が並び
カタログからお取り寄せも可能です

しかしこのお客様は
すでにお持ちのカバーを
使う前提で中身のみを
ご希望されました

中身だけを仕立てるメリットは
汚れた際にカバーだけを
外して洗える点です

また、座布団のサイズも
自由に選べるのが魅力

昔ながらの
「銘仙判(55×59cm)」サイズ
はもちろんですが

最近インテリアショップ(家具店)では
ほとんどクッションサイズ「45×45cm」
のカバーが多いことから

このサイズで作る要望も
あります

無地の生地で
仕立てる方が多いですが
柄のある生地で中身を作り
さらにカバーをかける
という楽しみ方もあります

用途やお好みに応じて
最適な組み合わせを
一緒に考えるのが
私たちの仕事です

イトウふとん店では
用途や環境に合わせて
最適な厚み・生地・サイズを
ご提案しています

スタッフ自身が
昔からこの仕事に
携わってきたため

素材の違いや
構造の特徴を
熟知しています

打ち直しは
メリット・デメリットがありますが
それを丁寧にご説明したうえで
お客様が納得して
選べることを大切にしています

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する