おはようございます!
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2025年12月6日の投稿です
昨日は仕事終わりに
名古屋市内のセントラルパークで
開催されていた
「クリスマスマーケット」を
覗いてきました
普段であればイベントには
あまり足を運ばないのですが
自分が関わっていた
「朝宮あかりナイト」が
ひと段落したこともあり
今後のイベントづくりのヒントを
求めて立ち寄ってみました
異業種の取り組みであっても
客層の動き方や商品選びの背景
空間のコンセプトなどには
実は店舗運営と通じる
“構造”のようなものが
存在します
昨日も、そんな視点から
いろいろと気づきがありました
そんな中、当店にも
少し変わったご相談がありました
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
三つが連なった「長座布団」
昨日お持ち込みいただいたのは
“長座布団”
よく見ると、一つの長座布団が
「三枚分の座布団」が連なっており
“変則仕立て”になっていました
10年前か、もしかすると
それ以上前に当店で
お作りしたような気もしますが
記憶は曖昧です
しかし、布地の使い込み具合を
見ると年月の深みを感じ
同時に「お布団が長い時間
使われてきた証」でもあると
分かります
左が新品 右が持ち込まれた生地
新品の生地を横に置くと
色の違いは一目瞭然です
布団は干したり
体温や湿度を受けながら
使われる中で
少しずつ色がくすんでいきます
それもまた自然素材の魅力であり
生活の時間が刻まれた痕跡でもあります
綿わたの“リセット”
今回の仕立て直しでは
まず中のわたをすべて抜き
綿わたを「打ち直し」してから
再び詰め直します
こうした打ち直しは
木綿わたならではの醍醐味
長年使われて潰れた繊維も
打ち直しをすることで
再び空気を含み
ふっくらとした弾力を取り戻します
座布団や長座布団は
布団よりも使用箇所が集中しやすく
へたりが局所的に起こりがちです
しかし、打ち直しを行うことで
内部の密度を均一に整え
姿勢を支える心地よさを
再生させることができます
このような仕立て方も
可能ですので
お客様のご要望を
ぜひお気軽に伝えてください
私たちは日々
仕事に忙殺されているので
なかなかこういったアイディアを
じっくり考える時間が
ないのです笑
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する