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打ち直しで軽くする限界

伊藤 大介

おはようございます!
ブログ 1,195日連続更新中!
2026年1月30日の投稿です

綿わたふとんの打直しを
ご相談いただく理由は
お客様によってさまざまです

今回のご相談を受けたのが
「重さ」に関するお悩みです

昨日お届けした一枚も
ご高齢のお客様から
「重すぎるので軽くしてほしい」
というご要望でお預かりした
綿わたふとんでした

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限界を迎えた軽さ

お店に戻り
側生地を外して中の
わたを確認すると

実際に入っていたのは
綿わたというより
ほとんどがポリエステルでした

いわゆる化繊わた(合繊わた)です

正直に言えば
この内容で「重い」と感じられてしまうと
選択肢はかなり限られます

一般的には、これ以上軽さを
求めるなら羽毛しかありません

しかし綿わたふとんの打直しを
ご希望される方の多くは
羽毛を使いたがらないという
現実もあります

そこで今回は
化繊わたの比率を
これ以上増やすのではなく
全体の重量そのものを
削ぎ落とす方向で調整することにしました

布団屋の葛藤

仕上がったお布団を
納品した際
お客様はとても
満足してくださいました

その表情を見て
「これでよかった」と
思う気持ちは確かにあります

ただ、布団屋の視点で考えると
どうしても本音が残ります

それは「もう少し天然素材
つまり綿(コットン)の配分を
増やしたかった」という点です

ミックスわたや合繊わたは
軽さや扱いやすさに優れていますが
吸湿性や長期的な寝心地では
綿わたにかないません

軽くする=質が上がる
とは限らない
そのバランスが
打直しでは常に問われます

職人としての矜持

もちろん、睡眠環境の改善は
掛布団だけで
完結するものではありません

敷布団のパッドや
寝室環境を工夫することで
体感は大きく変わります

それでも、「いいものを作りたい」
という職人の気持ちと
「言われた通りに仕上げるべきか」
という迷いの間で
立ち止まることがあります

変なところで職人脳が
発動してしまうのです

最終的に大切なのは
理屈でも素材でもなく
お客様が気持ちよく眠れること

ただ、それが一番難しいからこそ
私たちは打直し一枚一枚と
真剣に向き合っています

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する