おはようございます!
ブログ 1,206日連続更新中!
2026年2月10日の投稿です
昨日の日中若カップル(ご夫婦)が
「クイーンサイズのベッドで寝ているけど
シーツの上に敷くパッドを探しています」
とご来店
最終的に綿わた(脱脂綿)入りの
敷パッドをご購入されましたが
ウチに来る前は
除湿シートをシーツの下(マットレスの上)に
ご使用になられていました
そこで布団屋さんとして
思ったことを書いていきます
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
除湿シートは汗を吸う?
除湿シートは文字から読み解くと
湿気を除去するのだから
シーツの下に直接敷いて
敷きパッド(ベッドパッド)代わりにすれば
一石二鳥な気がします
睡眠中に出る汗の約8割は
「不感蒸泄」(ふかんじょうせつ)と呼ばれる
目に見えない水蒸気ですから
理屈の上では
除湿シートを肌に近い場所に置くのは
合理的に思えます
ところが実際に試してみると
「なんだか背中がムレる」
「ゴワついて落ち着かない」と
感じる方がほとんど
理屈では正しそうなのに
なぜ快適じゃないのか?
その理由を知ると
除湿シートと敷きパッドの
役割の違いがハッキリ見えてきます
気体の汗が液体に
気体として放出された汗は
シーツと除湿シートの間という
狭い空間で急に冷やされると
その場で液体に戻ってしまいます
寝具の上で起きる
ちょっとした結露現象ですね
一般的なシリカゲル素材の除湿シートは
気体の湿気を吸う力は
優れているんですが
液体になった水分を
素早く繊維の奥へ引き込む力となると
実はそれほど強くないんです
吸いきれなかった水分が
肌の近くに残って
独特のベタつきを生んでしまう
これが敷きパッドとして使ったときに
感じる不快感の正体です
(そもそも除湿シートが少し硬めで
寝心地が良くないですけどね)
それに
シリカゲルが湿気を吸着するときに出る
わずかな「吸着熱」も見逃せません
シーツのすぐ下だと
この熱が背中のホテリとして
伝わりやすくなります
一方で上質なウールや綿の敷きパッドは
液体の汗をしっかり受け止めながら
水分を一時的に溜め込んでおく
バッファ(緩和物)のような役割を
果たしてくれる
つまり除湿シートと敷きパッドは
そもそも得意分野が違うんですね
それぞれの役割を活かす
イトウふとん店がお客様に
おすすめしているのは
除湿シートを敷きパッドの
「代わり」にするのではなく
敷きパッドと
「組み合わせる」
使い方です
肌に触れるシーツの下(ウールであれば下)には
まず液体の汗をしっかり受け止める
天然素材の敷きパッドを敷く
そして除湿シートは
空気中の湿気をマットレスへの付着(カビ防止)のために
マットレスの下に配置する
「自分の組み合わせはこれで合っているのかな?」
と迷われたら
お気軽にLINEでご相談いただくか
お店で実際に素材の感触を確かめながら
ご相談ください!
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する