メンテナンス

ダブルサイズの合掛布団をシングルに(羽毛リフォーム)

伊藤 大介

おはようございます!
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2026年10月28日の投稿です

お店をやっていると
毎日お布団のことばかりを
しているわけではありません

昨日は火曜日
お客様から引き取った
スプリングマットレスをまとめて
産業廃棄物の処理業者さんに
引き渡しました

新しい寝具をご提案する仕事がある一方で
役目を終えた寝具を適切に処分する仕事もあります

そんな日々の業務の中でも
連日ご相談が続いているのが
羽毛布団のリフォームです

店頭にお持ち込みいただく方はもちろん
遠方のお客様からLINEを通じて
ご相談をいただくことも増えています

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中身の状態を見極める

今回お預かりしたのは
少し薄手のダブルサイズの羽毛布団

品質表示タグの文字が読み取れなかったため
正確な充填量は確認できませんでしたが
おそらく1.0kg程度の
羽毛が入っているものと思われます

生地は綿の平織りで
かなり柔らかな風合いでした

注目したのは
長年使用されているにもかかわらず
平織りの生地で羽毛の吹き出しが
それほど目立っていなかったことです

もちろん、生地の状態だけで
羽毛の品質を断定することはできません

ただこれまでの使用状況を考えると
中の羽毛が良好な状態を
保っている可能性がうかがえます

羽毛布団をリフォームする際
見た目や年数だけで判断するのではなく
中の羽毛がこれからも
使える状態かどうかを見極めることが重要

サイズ変更と生地選び

今回のご希望は
ダブルサイズからシングルサイズへの
リフォームです

羽毛の状態を踏まえると
今回のサイズ変更には
問題がないと判断しました

そして、もうひとつ考えたいのが
作り変える際の側生地です

元の布団は平織りの綿生地でしたが
リフォーム後は80番手の綿サテン生地を
使用します

平織りの生地が使われていたからといって
同じ織り方を選ぶ必要はありません

生地にはそれぞれ特徴があり
羽毛の状態や
これからどのように使っていくのか
によっても選び方は変わります

今回は良好な状態の羽毛を
サテン生地をご提案しました

羽毛布団のリフォームは
中身を取り出して新しい生地に入れれば終わり
という仕事ではありません

サイズをどう変えるか
どんな生地に入れるか
その組み合わせによって
仕上がりや使い心地も変わってきます

こうした判断を
お客様の布団の状態に合わせて
一緒に考えられることが

専門店でご相談いただく
意味のひとつだと思っています

これからの15年、20年に

羽毛布団はリフォームすることで
今後の暮らしに合った
布団に作り変えられます

今回のようにダブルサイズを
シングルサイズに変更することも
そのひとつです

適切なリフォームを行い
その後も汚れをためないように使うなど
日頃のお手入れを続けていけば

さらに15年、20年と
気持ちよく使える羽毛布団に
なることも期待できます

リフォームの費用も
布団のサイズや使用する生地
足す羽毛の品質よって変わります

今回のようにサイズ変更を伴う場合も
実物を確認したうえでご案内しています

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する