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表記は同じなのに実際は!

伊藤 大介

おはようございます!

昨日羽毛リフォームを
持ち込んでいただいた
2枚の羽毛布団が
非常に興味深いというか
言いたいことが
視覚化できる事例でしたので
ご紹介したいと思います

ブログ558日連続更新中!2024年5月3日の投稿です

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数値は全く同じ

まずは↑の2枚の画像を
見ていただきましょう

メーカーは違う2社で
2枚の羽毛布団です

中に入っている羽毛は
2枚とも1.3kgと
同じ量が入っています

羽毛(ダウン)の比率は
2枚ともダウン97%と
なっています

一見すると
同じ質の羽毛が
同じ量入ってる
2枚の羽毛布団

実際の目の前のモノは

しかし現物の2枚を
並べてみると
明らかに厚みが違います

このことから
言えることは2つ

1つは
そもそも比率(%)は
品質を表すものではありません
数値的にダウンとフェザーの
割合の結果です

そりゃぁダウン50%より
93%の方が
羽毛掛布団としては
あらかに保温性は高いでしょう

しかし
この世の93%のダウンは
全て同じか?というと
それは絶対に違います

ダウンボールに違いは出てきます

2つは
違うヒトが使い続けていることで
汗の量や
使い方(乱暴な使い方)が異なることで
長い月日をかけて
劣化に差が出てくる

違うなら混ぜない

原因が上記の
どちらでもリフォームには関係ありませんが
(私の見立てでは1ですが
理由はメーカーが違うので)

大切なのは
現状の2枚は
明らかに違った状態にある
ということです

ですので
リフォームする時には
混ぜません

これを状態を無視して
受注する業者だと
2枚を2枚にするとき
羽毛の量だけで
カウントするので
混ぜるでしょうね

結果
良質な羽毛布団は
混ざって
質が下がってしまいます

ならば
1枚づつ分けて
それぞれに相応しい質の
羽毛を足した方が
結果良いと判断します

つまり目利きができれば
それ相応の手段で措置をして
最適解に辿り着けるので
専門店に任せましょう

という
いつものオチになります

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する