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掛布団にウレタン??

伊藤 大介

おはようございます!

昨日のニュースでは
「熱波」によって
メッカでは死亡者が出た
との報道を目にしました

暑い時期になると
冬のお布団を使用しなくなるので
メンテナンスに入ります

ブログ609日連続更新中!2024年6月23日の投稿です

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クラシカルな掛布団

そんな中昨日土曜日
店頭にて持ち込まれた
昔ながらの綿布団

このタグに記載してある
「ママロン加工」という
文言

これこそが
その昔イトウふとん店が
特許を取得していた
ママロン加工と言って

布団の中に
薄いウレタンを入れていた
手法です

主に敷布団に

このママロン(薄いウレタン)は
現在でも使用していますが

用途は主には
敷布団です

綿わたばかりで
敷布団を作ると
シッカリ重く
その中わた量は
シングルで7.0kg必要

ですが
このママロンを使うことにより
シングルで5.0kgで
同じ厚みを再現することが可能

今回の掛布団

おそらく今回持ち込まれた
掛布団にママロンが
入った商品は
今から40年以上
昔のモノと推察されます

現在では綿とポリエステルを
混ぜて掛用のわた(ミックスわた)を
使うのが主流ですが

その昔ミックスわたが
出てくる前に
なんとか掛布団も
軽くしたい!という願望を
叶えようとした手法だと思います

その後掛布団に
ウレタンを入れるのは
適正でないと思われ
淘汰されたのでしょう

もちろんその後
高額ですが軽くて温かい羽毛や
安くて軽い化学繊維100%に
市場は席巻されていきます

しかしながら
40年以上前でも
状態によっては
打直しして再利用可能ですので
綿布団というのは
サステナブルなアイテムですね

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する