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30年前のダブル2枚を今の暮らしに合うシングル2枚へ(尾張旭市)

伊藤 大介

おはようございます!
ブログ 1,402日(3年9ヶ月)連続更新中!
2026年8月25日の投稿です

昨日尾張旭市から
ご夫婦でご来店いただきました

お持ちいただいたのは
結婚された頃に購入されたという
ダブルサイズの羽毛布団2枚です

「30年近く使ってきたけれど
今は別々のベッドで寝ているので
ダブルサイズが使いづらくなってしまって」
そんなご相談でした

寝具の相談を受けていると
羽毛布団そのものが傷んだからではなく
暮らし方が変わったことで
見直しを考える方によく出会います

お子様が独立したり
ご夫婦の寝室が変わったり
ベッドに買い替えたり

今回もまずは
羽毛布団を広げて状態を確認し
現在の暮らしに合わせるなら
どんな形が良いのかを
一緒に考えるところから始まりました

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ダブル羽毛布団が使いづらくなった

重量を確認してみると
1枚は合い掛けで0.6kg
もう1枚は本掛けで約1.1kg

長年使われていた羽毛布団ですが
中身の状態を確認すると
十分活かせる状態

羽毛布団リフォームというと
「破れた布団を直す」という
イメージを持たれる方もいます

しかし実際には
今の暮らし方に合わせて
サイズや仕様を見直すために
利用される方も多くいらっしゃいます

今回のお客様も
初めからシングル2枚へのご希望でした

まずゴールを決める

羽毛布団リフォームのご相談では、最初に
「何を作りたいのか」
を決めることが大切です

今回のお客様の場合
ご希望はダブル2枚を
シングル2枚へ作り替えること

そこでまず考えるのが
仕上がりのゴール設定です

お客様の使用環境を踏まえ
長い期間快適に使いやすい
シングル羽毛布団として
今回は1枚あたり約1.0kgに

つまりシングル2枚を作るなら
合計で約2.0kgの羽毛が必要になります

今回お預かりした羽毛布団は
合い掛け0.6kg、本掛け1.1kg
合計で1.7kg

ただしこの1.7kgが
そのまま使えるわけではありません

羽毛布団リフォームでは
洗浄と除塵を行い
傷んだ羽毛や粉状になったチリを取り除きます

30年使用された羽毛布団であれば
一般的には2割前後減ることが多く
今回も1.4kgを少し下回る程度になると予想されます

そうすると
目標の2.0kgには届きません

そこで不足する分については
新しい羽毛を補充する計画になります
ただし、これはあくまで現時点での予測です

実際にどれだけ残るかは
30年間どんな環境で使われてきたかに
よって大きく変わります

同じ30年でも状態は
まったく違います

だからこそ
今の羽毛がどの程度傷んでいるのかを
見極める診断が欠かせません

羽毛布団リフォームは
まず現在地を把握し
そのうえでゴールまでの
道筋を組み立てる作業なのです

誰に頼むか

最近はインターネットや広告で
「○万円で新品同様」
「足し羽毛無料」
「羽毛布団がよみがえる」
といった言葉を見かける機会が増えました

もちろん分かりやすい提案は大切です
ただ、実際の羽毛布団は
そこまで単純ではありません

今回のように30年使用された羽毛布団でも
保管状態が良いものもあれば
想像以上に傷みが進んでいるものもあります

同じ1.7kgでも
洗浄後に残る量は変わります
必要な足し羽毛の量も変わります
仕上がりの設定も変わります

つまり、現物を見ずに
一律で判断できるものではない
ということです

だからイトウふとん店では
まず羽毛の状態を確認し
お客様の使い方や
ご希望を伺ったうえでご提案しています

「あと何年使いたいのか」
「どんな暖かさを求めるのか」
「予算をどこに設定するのか」

その答えによって
最適な方法は変わるからです

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する