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健康のための「夏の眠り方」──快適すぎる夜が体を弱くする?

伊藤 大介

おはようございます!

今日から7月
昼間はすっかり
夏本番の暑さとなりました

夕方になっても気温が下がらず
そろそろ「熱帯夜」の
足音も近づいてきています

夜間の熱中症が話題になるこの時期
多くの方がエアコンを強めにかけて
朝まで快適な空間を保とうとします

それは当然の判断かもしれません
けれど、健康のことを真剣に考えるなら
「ただ涼しければいい」
という考え方に
少し疑問を持ってみても
いいのではないでしょうか

ブログ 981日連続更新中!2025年7月1日の投稿です

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あえて汗をかく──身体のセンサーを鈍らせないために

これは私の持論ですが
夜間に空調が効きすぎた
快適空間で眠ることが

かえって日中の
暑さへの耐性を
弱めているように感じます

人の身体は
暑さや寒さを感じ取り
順応していく
センサーのようなものを
持っています

ところが
寝ている間
ずっと冷えた環境にいると
朝からすでに
「外気の暑さ」に対する
ギャップが大きくなり

自律神経に負担が
かかりやすくなるのです

そこでおすすめしたいのが
「あえて汗をかく」
という考え方です

もちろん
寝苦しさで寝返りを
何度もうってしまうような
“だくだく”の汗ではありません

ほんのりと体が熱を放出し
それを吸収して逃してくれるような
「自然な汗」です

実は
これが夏の睡眠における
健康維持のためのひとつの鍵なのです

夏の睡眠には「麻」と「ウール」の合わせ技を

そのためには
寝具の素材選びが重要です

たとえば「ウール」は
湿気を吸い取って
外に逃がす力が非常に高く

汗ばんだ肌を冷やしすぎることなく
サラッと快適な状態に
保ってくれます

意外に思われるかもしれませんが
ウールは夏にも適した素材です

そして「麻」
特にリネンやヘンプなどは
肌に触れた瞬間に
ひんやりとした爽快感があり
放湿性にも優れています

シーツやケット
そして枕カバーにも
麻を取り入れると
熱がこもりにくくなり
夜中の不快な目覚めを
防ぐことができます

ウールと麻
このふたつの天然素材の特性を
うまく組み合わせることで
冷やしすぎない
快適な「自然な涼しさ」を
実現できるのです

パジャマも「素材」で選ぶ──価値ある眠りのために

睡眠環境というと
「布団やマットレス」に
目が行きがちですが

実は「パジャマ」も大切です
肌に直接触れるからこそ
麻のガーゼ生地など
通気性と肌ざわりに
優れた素材を選ぶことが

より自然で
心地よい睡眠に
つながります

朝まで快適な状態を保ちつつ
身体の内側では
適度に汗をかくことができる

そんなパジャマなら
寝冷えのリスクを避けつつ
夏の暑さに対応できる
体づくりの一助となります

価格ではなく
「価値」で眠りを選ぶ方にとって
素材選びは単なる
ラグジュアリーではなく
日々の健康を守るための「投資」です

質の高い眠りは
翌日のパフォーマンスだけでなく
夏バテや熱中症のリスクを
減らす基盤にもなるのです

まとめ:健康と快適さは、両立できる

夜を快適に過ごすことは重要です
しかし
それは単にエアコンを
強めることではありません

自然素材の力を借りて
「適度に汗をかく」ことも含めた
健康的な睡眠環境を整えることが
夏を元気に乗り切る秘訣です

ウールの調湿力と麻の清涼感
このふたつが織りなす快適さは
きっと値段以上の価値を
実感させてくれるはずです

夏の睡眠を見直すなら
まずは素材から

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する