おはようございます!
連日羽毛リフォームが
どんどん舞い込んできます
本日もその事例を書いていきます
ブログ 912日連続更新中!2025年4月22日の投稿です
過去ブログのお知らせ
2022年10月24日から2024年2月29日までの記事は
外部サイト アメーバブログにて書いておりました
↓コチラになります↓
読まれている記事
今回のスペック
今回お預かりした羽毛布団の
タグはインクがほぼ飛んでいたので
現物でうっすらと
見える程度でした
羽毛の比率と会社名が確認できました
ダウン 95%
フェザー 5%
充填量 1.3kg
会社名 株式会社バイオックス
と見ることができます
イマイチ会社の情報は
よくわかりませんでしたが
そこはあまり興味はなくて
大事なのは
羽毛の状態ですね
確かに95%と書いてあるだけに
リフォームするべき
羽毛と診断しました
今回の注目ポイント
今回は羽毛のことではなくて
生地に関して
興味深い商品でしたので
ご紹介します
そもそもお布団は
表と裏があります
仮に今回の説明では
表が天井を向く方向
裏が身体に接する方向と
定義付けます
まずは画像をご覧ください
ピンクの生地は表(天井側)です
その下の生地が裏(身体側)です
①一番外側の生地(多分綿)
②わた(光電子という化繊わた)
③中側の生地(ポリっぽい)
という具合に
裏側の生地が
3枚構造になっていました
(通常は1枚)
これは私の憶測ですが
このメーカーは
保温性がすごいよ!
他の製品よりあったかいよ!
と謳って販売したかったのだと
思います
サムネにも使った画像を
もう一度見てみましょう
タグが折れ曲がって
みにくいですが
「光電子放射繊維」と
書いてあります
つまり
②のワタ(感触では明らかに化繊)が
この光電子放射繊維と
考えられます
ネットで検索すると
「光電子®︎」は出てきますが
それのことでしょうか?
どうやら微粒子のセラミックを
練り込まれている繊維と
考えられます
「遠赤外線であったかいよ」系ですかね
今回の羽毛の状態を
見る限り
私的な感想では
「この羽毛だいぶいいので
これ以上にまだ保温性高めます?」
というのが本音です
なのでお客様には
側生地をちゃんと綿100%
にするとか
ベッドパッドやパジャマに
意識を向けて全体を
湿度や温度の観点を
包括的に構築した方が
お客様のためになると判断します
この仕事をしていると
いろんな商品を
観察して発見できるので
面白いです
それでは、おやすみなさい!
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プロフィール
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伊藤 大介
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前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する