メンテナンス

表示は95%ダウンだったけど…(月の友)

伊藤 大介

おはようございます!
ブログ 1,317日連続更新中!
2026年6月1日の投稿です

今日から6月です
気が付けばもう
一年の折り返し地点が
見えてきました

気温が上がるにつれて
冬のお布団のメンテナンス相談も
一気に増えてきています

羽毛リフォーム、綿わたの打ち直し
布団丸洗いクリーニングはもちろんですが
この数年はムートンクリーニングや
毛布のヘム修理のご相談も
当たり前のようにいただくようになりました

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「これはできます」「これは難しい」

この週末も何件か
羽毛リフォームのご相談がありました

その中で印象的だったのが
ご夫婦でお持ちいただいた
数枚の羽毛布団です

お持ち込みいただくと
「こちらとこちらを握ってみてください」

そう言いながら実際に
中身の状態を確認していただきます

片方は小骨のような軸を感じる
もう片方はふわっと柔らかい

言葉だけでは伝わりにくい部分も
実際に触ると違いがはっきりわかります

その場で一緒に確認しながら
リフォームに向いているもの
難しいものを振り分けていきます

最終的には
ご自宅にある羽毛布団と
羽根布団(リフォーム不可)を
振り分けて

シングルサイズ2枚へ
仕立て直す方向で
話がまとまりました

ダウン95%の表示だが

今回特に
興味深かったこと

何枚かの中に
タグの印字が
非常にはっきり残っている
お布団がありました

そこには
「ダウン95%」という表示

一般的には
かなり良い数値です

ところが実際に中身を確認すると
その羽毛は思った以上に
傷みが進んでいました

反対に、ダウン率が
90%程度と思われる
別のお布団の方が
羽毛自体はしっかり膨らみを保ち
状態も良好だったのです

おそらく使用年数や
使い方の違いもあるのでしょう

ご家庭の中で
使う人や使用頻度で
同じ品質表示でも
経年変化は大きく変わります

見るべきなのは「今の状態」

羽毛布団の世界では
ついダウン率や産地
情報ばかりに目が向きがちです

もちろんそれらも大切な情報です

しかしリフォームの
可否を判断する時に
私たちが見ているのは
「今この瞬間の羽毛の状態」です

どれだけ良い表示が付いていても
中身が傷んでいれば
理想的な仕上がりにはなりません

逆に数値だけ見れば控えめでも
羽毛そのものが
元気であれば十分活用できるケースもあります

だからこそ情報だけではなく
実際に中身を確認する作業が
重要になります

お客様ご自身が
触って目視して
納得しながら判断できること

それが私たち専門店の
役割のひとつだと思っています

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する