メンテナンス

シルクロードという名前の高級羽毛布団(西川産業)

伊藤 大介

おはようございます!
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2026年7月22日の投稿です

昨日お客様から
羽毛リフォームのご相談を
いただきました

出てきたのは
西川産業の羽毛布団

タグには「シルクロード」という
商品名が入っており
当時購入された価格を伺うと
なんと30万円ほどした
高級羽毛布団とのこと

長年大切に使われてきたそうですが
最近になって羽毛が出てくるようになり
確認してみると側生地が
大きく破れてしまっていました

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「シルクロード」という名前

最初に私も気になったのが
「シルクロード」という商品名

名前だけ聞くと
シルク(絹)が使われているような
印象を受けます

ところが品質表示を確認してみると
側生地は綿100%
実際にはシルク生地では
ありませんでした

おそらく当時の
高級シリーズのブランド名として
付けられていたのでしょう

中身はダウン95%・フェザー5%
ダブルサイズで
2kg充填という仕様でした

30万円という価格も
決して大げさではなく
当時としては間違いなく
高級羽毛布団だったことが分かります

羽毛リフォームの際には
タグのイメージだけではなく
品質表示や羽毛そのものの状態を
しっかり確認することが大切なのです

高級でも生地は必ず傷みます

写真をご覧いただくと分かるように
側生地が大きく裂けてしまい
中の羽毛が噴き出しています

長年使用された羽毛布団では
よく見られる症状です

お客様の中には
「高かった布団だからまだ使えるはず」
と思われるのは間違いではありません

もちろん中の羽毛自体は
まだ十分使える場合が多いです

しかし毎日体に触れる側生地は
汗や皮脂、摩擦、折りたたみなど
によって少しずつ劣化していきます

どれだけ高級な羽毛布団でも
この生地の劣化だけは避けられません

そして一度破れてしまうと
羽毛は想像以上のスピードで
外へ出ていきます

放置すると羽毛量が減り
本来の保温性も失われてしまいます

羽毛が良いうちに

今回の布団は
生地はかなり傷んでいましたが
中の羽毛はまだ
十分リフォーム可能です

新しい側生地に入れ替え
洗浄した羽毛を再充填することで
再び快適な羽毛布団として
生まれ変わります

30万円で購入された羽毛布団には
それだけ良質な羽毛が
使われている可能性が高く

最近の安価な新品羽毛布団へ
買い替えるよりも
リフォームした方が
満足度が高いケースになります

羽毛が出始めた
カバーの中に羽毛がたまる
縫い目から吹き出している

そんな症状が見られたら
それは羽毛布団からのサインです

「まだ使えるかな?」と迷われたら
まずは羽毛診断をご利用ください

イトウふとん店では
お持ち込みいただいた
羽毛布団の状態を確認し
リフォームが向いているのか?
それとも買い替えが適しているのか?
を正直にお伝えしています

高級羽毛布団を
長く大切に使うためにも
羽毛が痛みきってしまう前の
点検をおすすめします

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する