おはようございます!
ブログ 1,453日(3年11ヶ月)連続更新中!
2026年10月15日の投稿です
先日お客様から
「ダウンファイバーの
掛布団ってなんですか?
羽毛でしょうか?」
という質問をされました
インターネットで寝具を探していると
驚くほど安い価格で販売されている
掛布団を見かけることがあります
その中で
ダウンファイバーを使用した
掛布団だったそうです
確かに
「ダウン」という言葉が
入っていれば
暖かい羽毛布団を
イメージするのも
自然なことだと思います
読まれている記事
ダウンファイバーとは?通常の羽毛との違い
一般的な羽毛布団に使われるダウンは
水鳥の胸元などに生えている綿毛です
中心から細かな羽枝が立体的に広がり
タンポポの綿毛のような形をしています
これが「ダウンボール」と呼ばれるものです
一方、ダウンファイバーは
ダウンボールから分離した
細かな羽枝などを指します
イトウふとん店でも
羽毛布団のリフォームを行う際に
羽毛が千切れたり、傷んだりして
細かくなった部分を
「ファイバー」と呼んでいます
いわゆるソレです
千切れた羽毛の繊維です
通常のダウンボールは
立体的に広がることで
空気を抱え込みますが
そこから分離した
細かな羽枝は
もとのダウンボールと
同じ構造を保っているわけではありません
羽毛を原料としているからといって
一般的な羽毛布団と同じ性能を
期待できるとは限らないのです
羽毛布団より大幅に安い理由
先ほども触れましたが
ダウンファイバーは
ダウンボールから分離した
細かな羽枝などです
こうした繊維状の素材が
大量に入っていたとしても
それだけでダウンボールのような
立体的な構造が生まれるわけではありません
保温性を左右するのは
詰めものの重量や量だけではなく
空気をどれだけ含み
その状態を保てるかという点
細かな繊維をたくさん充填することと
保温性に優れた空気の層をつくることは
同じではありません
ダウンボール本来の立体構造を
失った素材を主体とする場合
一般的な羽毛布団と同等の
保温性が得られるのか
構造上の疑問が残ります
「羽毛由来の素材を使っている」
という事実だけでは
温かさの根拠にはならないのです
現物を見て説明を聞いてから選んでほしい
インターネットで販売されている商品は
価格や商品名、写真を見て
比較することになります
しかし、見た目がふっくらしていることや
羽毛に由来する素材が
使われていることだけでは
実際の保温性までは判断できません
とくに、一般的な羽毛布団よりも
極端に安い商品を見つけたときは
なぜその価格で販売できるのか
どのような素材が使われているのか
を確認していただきたいと思います
購入してから
「思っていたほど暖かくない」
と感じても
価格だけで選んだ結果であれば
残念な買い物になってしまいます
だからこそ、できれば現物を手に取り
詰めものの違いや商品の特徴について
納得できるまで説明を聞いてから
選んでいただきたいのです
イトウふとん店では
羽毛布団の販売に加え
長年使用した羽毛布団のリフォームも
行っています
羽毛の状態を実際に確かめてきた経験をもとに
素材の違いや寝具としての
特徴をお伝えしています
ネットで気になる掛布団を見つけた方も
購入前にぜひ一度ご相談ください
価格だけでは分からない違いを知ることが
納得できる寝具選びにつながります
それでは、おやすみなさい!
↑LINEにてチャットでお問い合わせください!
プロフィール
-
伊藤 大介
-
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する