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羽毛布団のリフォームは生地と羽毛の相性が重要

伊藤 大介

おはようございます!
ブログ 1,458日(3年11ヶ月)連続更新中!
2026年10月20日の投稿です

先日、以前に羽毛布団のリフォームを
ご依頼いただいたお客様が
再びご来店くださいました

前回お作りした羽毛布団の寝心地が
それはもう大変気に入ってくださったそうで
今回は「家族にも同じ寝心地の羽毛布団を
使わせてあげたい」と
ご家族の羽毛布団をお持ちになりました

ただし、今回お持ちいただいた羽毛布団は
前回とは羽毛の種類や品質が異なります

そこで羽毛との組み合わせも含めて
改めて考えるきっかけになりました

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同じ生地を使えば同じ寝心地になるのか?

前回リフォームした羽毛布団には
ダウン率90%以上のグースダウンと
80番手のサテン生地を使用しました

今回お持ちいただいたのは
ダウン率85%のダックダウンです

お客様が気に入ってくださったのは
80番手のサテン生地を使用した
羽毛布団の寝心地です

ですから、今回も同じ生地を使えば
家族にも同じような寝心地を
届けられると考えるのは自然なことです

しかし、私たちはそう単純には考えません

羽毛布団の寝心地は
生地だけで決まるものではないからです

中に入る羽毛の質や状態が違えば
同じ生地を使用しても
ふくらみ方や掛け心地が
変わります

前回の羽毛布団で
お客様が感じた心地よさは
80番手のサテン生地だけによって
生まれたものではありません

質の良いグースダウンと
生地が組み合わさった結果でもあります

リフォームはダウン率だけで判断しない

では、ダウン率90%以上のグースと
85%のダックでは
必ず寝心地に大きな差が出るのでしょうか

ここも数字だけで
決めつけることはできません

ダウン率は羽毛の品質を
考えるうえでの判断材料ですが
それだけですべてが決まるわけではありません

実際の羽毛の状態や質を
確認すること(診断すること)が大切です

私たちが羽毛リフォームの
ご相談を受けるとき
まず重視するのは
現在の羽毛がどのような状態なのか?
ということです

そのうえで
どのような生地を組み合わせれば
ご希望に合った羽毛布団になるのか?
を考えます

今回のお客様の場合
前回と同じ80番手のサテン生地を
使うこと自体は可能です

しかし、今回の羽毛では
前回と同じような寝心地を
実現できるとは限らない
私たちはそう予想しました

お客様が望んでいるのは
単に同じ生地を使った
羽毛布団ではありません

前回ご自身が体感した
あの気持ちよさを
ご家族にも届けることです

その目的を考えると
同じ生地を使ってリフォームすることが
必ずしも最善の選択とはいえませんでした

同じ寝心地を届けるために

そこで今回は
羽毛リフォームではなく
前回と同じ80番手のサテン生地を
使用した新品の羽毛布団を
お作りすることになりました

今回の判断で大切なのは
リフォームと新品のどちらが
優れているかという話ではありません

今ある羽毛を生かすことを優先するのか?
それとも
求める寝心地を実現することを優先するのか?

お客様が何を望んでいるかによって
選ぶべき手段は変わります

そして
羽毛布団の寝心地を考えるうえでは
掛けカバーも重要です

普段お客様とお話ししていると
「布団の生地なんて大事なの?」
「どうせカバーを掛けるじゃない」
と言われることがあります

もちろんカバーも
肌触りを左右する大切な寝具です

ただ、羽毛布団そのものの生地も
羽毛のふくらみや掛け心地に関わっています

中身の羽毛だけでなく
生地との組み合わせにも
目を向けていただきたいと思います

イトウふとん店では
現在の羽毛の状態と
お客様が望む寝心地の
両方を考えながら

一緒に考える専門店として
ご希望に合った選択肢を
ご提案しています

お気軽にLINEや店頭でご相談ください

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する