メンテナンス

【羽毛リフォーム事例】側生地に絹50%を使用した羽毛布団が、新品同様に生まれ変わりました

伊藤 大介

おはようございます!

最近、当店では毎日のように
「布団のメンテナンス」の
ご相談をいただいています

羽毛リフォームや綿わたの打ち直し
ふとんクリーニング
そして麻素材の夏用寝具まで
多くのお客様が季節に合わせた
「眠りの見直し」を実践されています

今回はその中でも
側生地にシルクを使った
羽毛布団のリフォーム事例をご紹介します

ブログ 985日連続更新中!2025年7月5日の投稿です

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側生地に絹50%を使用した羽毛布団

今回お預かりしたのは
オリモト社製の羽毛布団

最大の特徴は
側生地に「絹(シルク)50%、綿50%」
という素材が使われている点

シルクならではの
しっとりとした手触りと
上品な光沢は極上の寝心地

しかし一方で
絹は天然繊維の中でも
繊細な性質をもち
綿やポリエステルに比べて
耐久性がやや劣るという面もあります

実際に今回も
長年の使用によって
生地の一部に「裂け」が見られ
そこから羽毛が飛び出す状態に

中身のダウンは
まだ良質で十分に再生可能でしたので
「羽毛リフォーム」としてお預かりし
約3週間のお時間をいただいて仕上げました

ダウン率95%、中身がよければ復活できる

この羽毛布団が
見事に新品同様まで蘇った理由は
何より「中身のダウンの質」が
良かったからに尽きます

ダウン率は95%という高品質
羽毛は繊維のように摩耗しませんから
状態が良ければ
再利用しても新品と変わらぬ
暖かさを得られます

側生地は
現在イトウふとん店で
新品羽毛布団として販売している
「綿100%の耐久性の高い生地」に変更

長く使うことを考えると
やはり安心感があります

見た目もふくらみも立派で
お預かり前と比べてまるで別物
ビフォア・アフターの写真を
見ていただければ違いは一目瞭然です

大切に使えば15年先まで

リフォームが完了した
この羽毛布団

これからは
定期的にカバーを交換して
清潔に保つことで
あと15年はゆうに使えるでしょう

羽毛リフォームは
決して“安さ”のための
手段ではありません

今あるものの「価値」を見極め
必要なメンテナンスを施すことで
また長く快適に使い続けるための選択肢です

私たちイトウふとん店では
現在「綿100%」の側生地を使用した
新品羽毛布団をご用意しておりますが

今回のようなリフォーム対応も
一人ひとりのお布団に
合わせてご提案しております

特別な素材であっても
中身がしっかりしていれば
こうして新品のように
蘇らせることができます

↑リフォーム前のタグを付けています

それでは、おやすみなさい!

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プロフィール

伊藤 大介
前職はレコードバイヤーとして
海外からの買付けを経験後
イトウふとん店に転身
健康を支える睡眠の重要性に気づき
機能性の高い素材や構造に優れた寝具を
海外(主にヨーロッパ)から輸入したり
オリジナルで商品を企画する